花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

語る背中

背中で語る人、と聞いてどんな人が思い浮かぶだろう。 私はお父さん。 とても無口でのんびり屋さん、怒ってる姿を一度も見たことがない。 怒られた記憶がない。 そんな穏やかな人。 お父さんとはそんなに話した事がなくて その何も話さなくていい雰囲気が心…

心の扉

最近、ニュースを見て痛ましいと思った事。 「長年引きこもって居た人を業者さんが、無理やり出して、ひとり暮らしで働かせたら、ひとりぼっちで部屋で亡くなっていた。」 どうして扉の奥に閉じこもった人を無理やり引っ張り出したんだろう。 その扉は文字通…

友達とお酒

私は普段、お酒を飲みません。 飲むのは月に一回くらいでする友達との飲み会だけ。 お酒は好き、みんなと飲むお酒はもっと好き。 だから楽しみのために取っておくの。 そんな私の部屋には1個だけお酒が置いてある。 何年も寝かせておくと、とても美味しくな…

どんぐり拾い

みんなは走るのが得意、飛ぶのが得意。 今日も私の横をマラソン大会のように走り抜けて行く。「すごいな~」って尊敬しちゃう。私にはそんな事できないや。 みんなから見ると私の過ごし方はとても遅く感じるみたい。 うん知ってるよ!とってものんびりだよ。…

日なたぼっこパワー

秋晴れの澄んだ空気を吸うと、自分の体が透明になっていくのがわかる。 鳥の声 日の暖かさ ほほに当たる風 空の青さ この全てが「私」 その時、私は体を抜け出して 空になり 風になり 日差しになり 鳥の声になる。 そして吸い込む空気と共に私は体に戻ってい…

人の世界

昔 「女性は子供を生産する機械だ」と発言した人がいた。 猛烈な怒りを感じた。 「あなたも機械から生産された部品なのですか?」「自分のお母さんや、おばぁちゃんを機械と呼ぶのですか?」 と聞き返したくなった。 先日 「私は子供を生産する機械だから」…

メメントモリ

日々の日常には、やりたい事や、やらなくちゃいけない事がたくさんあります。 そして 自分が叶えたい夢も 譲れない信念も そういったものが心の中にたくさん溜まると身動きがとれなくなっちゃう事がある。 信念は右へ行きたがり 夢の方向は左 夢とも信念とも…

草原

私の中には草原がある。 すごく広くて、明るくて、草の香りの広がる、暖かい世界。 誰でもウエルカム。 来た人はくつろいでいって。 ここにはなにもないけれど、なにもない穏やかさがあるよ。 この草原が、ここにある全て。 なにもしない事に慣れない人は、…

一本一本の糸を織るように縫うように、世界に幸せを編み込んで行きたい。 人から嫌な想いを受け取る事もあれば 人から良い想いを受け取る事もある。 そのどちらも私の中で大きくなる。 だからたくさんの良い事を受け取った時は、その綿を糸のように紡いで そ…

あの灼熱の夏の日

あの灼熱の夏の日 私はゆっくり生きようと思った。 その日までの私は 数々の重荷を背負って、坂道を駆け上がっていた。 そうすれば強くなると思っていた。 タフになれると思っていた。 疲れ果てても歩き続けた。 でも疲れて なんのために、何をしているのか…

幸せという言葉

幸せという言葉には魔法がかかってる。 「幸せになる方法」 という言葉に触れたとき、私の体には何とも言えない違和感が浮き上がってくる。 「幸せ」になる・・・。 「今」のあなたはどこにいる? それは今幸せではない 「今の自分」を否定する事からスター…

くも 空が青いから白をえらんだのです。 私は言葉が好きです。 自分の中の想像力を外に出した小説。 心を中を一瞬横切ったものを切り取った詩。 自分の持つ信念を前面に押し出した歌詞。 どれもこれも素敵な想いで溢れてる。 そんな言葉たちの中で最近、私に…

鮮度

「悩みなんてなさそうよね花ちゃんは。」なーんて言われる事が多い私私だって悩みの一つはあるさ!重要じゃないだけで。 こんな感じでのんびり暮らしてる私は、たった一つだけルールを決めてるの。 「比べない事」 たったそれだけ。みんなはみんなの意志で生…

春休み

暖かい木漏れ日に包まれて花に水をあげたり普段は手を付けない所のお掃除をしたり一緒に暮らすおばあちゃんと日光浴がてらにさんぽしたり一緒に野球を見たり。 時間を使っている。贅沢な時間。 何かに追われる時間ではなくて、心を自由に遊ばせる時間。 今は…

健康

「やりたい事」は山ほどあるけど「やるべき事」は一つもない。これが健康。 最近、私は体調を崩した。きっと生活の中に「やるべき事」がふえていたから。 「体調を崩す」という物理的な手段で、「やるべき事」から離れた。 体調を崩す前は「あれもしなきゃ、…

自分の体に気を遣って。疲れたら休んで。おなか空いたら食べて。 その体の奥の奥には、きれいな一輪の花が咲いてる。その花はあなたの体を土台にして咲く。 それは感受性という花。 素敵な想いも、良く気が付く事も、人の気持ちに寄り添う優しさも、その子の…

おまかせ

目の前に選択肢がやってきたとき。 どっちにすればいいか分からないとき。 私は「選ばない」 それは、自然からの声。「ちょっと考え中だよ」「ちょっと待って」って声。 いったん選択肢の事は忘れて、日常生活を送る。 そうやって過ごしていると、 お風呂に…

世界は光に包まれてる。 昼は太陽に、夜は月に。 太陽は明るく世界を照らす。自然はその光を浴びて、私たちの呼吸の素を生み出す。 夜は月の光が静かに照らす。自然は私たちの吐き出す老廃物をきれいにしてくれる。 私は、光が創る世界を ただ見つめて、耳を…

モード

私には3つのモードがあります。 一つは、ふんわりモード。 エネルギーがいっぱいあるときはだいたいこれ。 一つは、エネルギッシュモード。 ふんわりモードの時に、さらに良いことがあると、このモードになることが多い。元気いっぱい、疲れるまでは疲れない…

言葉

自分の知っているモノで世界は出来ている。 今、あなたにはどんな世界が見えていますか? 静かな世界? 騒がしい世界? 幸福な世界? 苦難の世界? その目に映る世界は、あなたの心の風景を写し取ったモノ。 立体的な鏡のようなもの。目に映る現実世界には、…

自由な信念、不自由な信念

人は鎖と牢獄を愛する。 人から預かり受けたその信念は、自らを律する鎖、自ら入る牢。 その鎖に縛られたものは、疲れ果てても、倒れることは無い。 なぜなら磔にされているから。 その牢にいれば自分が傷つく事もない。 なぜなら、自分を囲う鉄格子が自分を…

冷たい光

私は冷たい陽の光が大好き。 何度、この光に助けられたことだろう。 人に生かされ、人に傷つき、人と笑い、人に泣く。 人の世界は浮き沈みを繰り返す。 気持ちが浮ついて落ち着かない、そんな時にこの光をよく見る。 それは繊細で透明で、やわらかくて冷たい…

チャレンジ

チャレンジ、挑戦。私は、新しい世界に飛び込みます。そこには知らない世界が広がって、未来につながる人たちが居る。全てが「未知」全てが「新鮮」新しい世界に飛び込む事は、とてもおっかない事だけど。それでも、この胸のドキドキ感、ソワソワ感。これは…