花瓶と花と水と
色鮮やかな花瓶に花が活けてある
花は自由に生を謳歌し表現している
花瓶に支えられ、水をその身としながら生きている
花瓶は綺麗な色柄で花を支え、水を湛えている
その圧倒的な質量で全てを持ちながら
水は花を活かし、花瓶に支えられている
誰にも見られる事もなく、静かにただそこにある
ただ花瓶と水だけがその存在を知っている
私は彼らのように在りたい
時には花のように誰かに支えられて自由に色を放ち
花瓶のように誰かを支え、その縁の彩りとなるよう努め
水のように不可視ながらも必要不可欠で
それぞれが、それぞれを支え合う
それぞれの色を生かし、それぞれをの力を活かし
窓際に彩った彼らに私は教えられる
私もまた、誰かの彩りとなりたいのだと
私は今花なのだろうか、花瓶なのだろうか、水なのだろうか
その時々で形を変える私の在り方をそのまま表現したい
そういう想いでこのブログを創ったのだった
この心に浮かぶ言葉たちが、誰かの心に彩りを
すこしだけでも暖かいものを感じてもらえたらと
すこし、すこし遠回りしてここに帰ってきた気がする
私は今彼らのように在れているのだろうか
私は生を謳歌したい
そして誰かを支えたい
見た事のない世界をこの足で歩き、感じたものを表現したい
その表現したもので、誰かの心になにか彩りや色、暖かさが灯るのであればこれほど嬉しい事はない
花のように、花瓶のように、水のように
今を生きる彼らのように