花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

鮮度

「悩みなんてなさそうよね花ちゃんは。」

なーんて言われる事が多い私

私だって悩みの一つはあるさ!重要じゃないだけで。



こんな感じでのんびり暮らしてる私は、たった一つだけルールを決めてるの。



「比べない事」



たったそれだけ。

みんなはみんなの意志で生きてるんだから比べようがない。
だからこれは大丈夫。


良く比べがちなのは


「過去の私」


私たちの心も身体も感情も変化し続けてる。
一分一秒たりとも待ってくれない。

むき続けるタマネギのように


そして過去へ行けるのは
「頭」だけ。
心も身体も連れて行けないの。


「頭」だけが過去へ行った時、何が起きるのか。



鮮度が落ちるの。



私たちは「今」が最新なの。


心も身体も過去を経験してるから、「頭」は過去へ行けるし、今の私と比べる事が出来る。



でも、それはすでに脱ぎ捨ててしまったタマネギの皮。


「過去の私と、今の私を比べない」


私は今が最新で、一番鮮度が良いの。



「過去に出来ていた事が、出来ない」という壁に「頭」がぶつかった時。



私は一言、心の中でそっとささやくの
「ありがとう昔の私。そして初めまして、今の私。」


すると「頭」がほっとして主導権が身体に移るの。


そしたら今という一番鮮度が良い時間が戻ってくる。
ほんとうに鮮やかに。







今、何かに悩んでいる人へ


今私たちを囲んでいる「社会」という織物は「頭」が織ったもの。



変わり続ける私たちに、その織物はついて行けない。



私たちが生きてる限り織物は古くなっていく。



今の、この瞬間の感覚を感じて信じて生きてほしい。



そしたら「頭」に属する悩みのほとんどは重要ではなくなるから。