花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

叶った!!

先日
友だちのお店に遊びに行きました。



そこではイベントのお食事会があって。



これまで何度も足を運んでる、とっても大好きなイベントの一つだから。



会ったのは、
今までも一緒に参加したことがある人
仲の良い友だち


そして初対面の人。



初対面でも気兼ねなくお話できる雰囲気が私は大好きで。



今ではすっかり常連さん。



そのお食事会の中に初めて会う子がいました。




「緊張」

そう醸し出す雰囲気が全てを物語っていて。



話してみると



「みんなの言動、行動、表情の全てが気になる」


「みんなにどう思われるかがとても怖い」



カチカチに固まっていて。



でも会が進んで、少しずつその子の雰囲気も和らいできて。


少しずつ、表情も声も柔らかくなってきた。



その柔らかくなってきた雰囲気の中から、ポロリ、ホロリと何かが出てきた。




表情と表情の間から


言葉と言葉のすき間から


なにかが、こぼれてる。



私の心がひろったその子の
「小さな願い」



ぽろぽろ~っとなにかがあふれてきてる。



それはきっと「夢」



みんなの気持ちを優先して
自分の気持ちが分からなくなっていたその子の持ってる

「夢」



その「夢」が聞きたくて
たくさんお話した。



「夢のお話をすると、誰かが聞いてくれる。
勇気を出して1歩踏み出すと、夢の方から10歩くらい近づいてきてくれるんだよ。」

って。



そしたらその子は静かになって。


下を向いてうつむいて。


グウッっと自分の内側の世界に入って行った。




「葛藤」


その感情が全身からにじみ出てる。


今、この子は戦ってる。




「笑われたらどうしよう」


「でもこれが本当はやりたいんだ」



その子は今、絶壁のような心の壁を登っている。



きっと今まであった、トラウマや嫌なこと。
「想った事を言ったら傷付いた」という思い出。


そんな巨大な、エベレストのような壁がその子の前に立ちはだかってる。



私たちは、待った。




その子が壁を登りきるのを




静かに待った。







そして・・・





「夢」が出てきた。






その瞬間、雰囲気が変わった。




がらりと、一瞬で目が輝いた。




そこから、止めどなくあふれ出てくる


「夢」


「想い」


「願い」




それまでその子が、絶壁の向こう側に封じ込めた「想い」が



堰を切ったようにあふれ出てきた。


コチコチの愛想笑いじゃない、ほんとに可愛い笑顔で。



その子は、とても自由だった。



今にも飛んで行きそうなほどに。




イベントのお食事会が終わっても、解き放たれたその子は止まらない。




イベントを主催してくれた友だちのオーナーにも
語る、語る、語る!



そしたらオーナーは




「それなら、今からどうにかなるよ。
少しお店離れるから、ちょっと待っててね。」




とお店を出て行った。




オーナーが店に帰って来た時、その手には・・・



その子の「夢」が


握りしめられていた。




「ここは、私の店だから好きに使いなさい」と言ってくれて。





「一歩勇気をだしてお話をしたら、夢の方から近づいてくれるんだよ。」



そう語った私のほうが、びっくり。






眩しいほどの笑顔で
輝くその子を見るだけで




泣きそう。






なんだろう



「言葉の表現は得意技!!」


なんて言ってる私だけど・・・


言葉にならない。


言葉が出ない。





「今は言葉なんて要らない。役目を終えたから、もう必要ない。」


って





そしてお店を使ってその子は・・・



夢を叶えた。







・・・






・・・・・・。






これでいい・・・





この道は正しい。




これが、私の夢。




この私の進みたい道は・・・


絶対に間違ってない。




これをやって生きるのが夢。


これをやって死ぬのは本望。



そんな鋼のような


ふわり、ゆったりと浮かんでいた夢に芯が入った。




これはその子が勇気を振り絞って言葉に出した
「夢」が
その場で叶った、奇跡。




ほんとに、ほんとに、嬉しかった。





私もこの子のように
元旦に、このブログで初めて夢のお話をした。




それからたったの2週間。 




それで、この濃さ!!



半年後にはあまりの濃さで死んでいるのでは(笑)





この1年の終わりには、どんな1年だったと振り返るのだろう。




とても楽しみな1年です(´▽`)ノ