花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

私たちの命は地球と共にある。




地球と一緒に生まれた。




何億年も昔々から私たちの命は繋がっている。




今の「人」という形は、その命が

「こうしたらもっと生きやすい」

と想って辿り着いたカタチ。





その「人」という命が創ったのが



「社会」



という道具。





「みんながみんなのために生きたら、もっと生きやすいよね」って。




すっごい便利な新発明。




「人」にしか創れなかった、すっごい創造物。







今、その命の発明品に
「人」は動かされてる。





「社会のために、命を捨てよ」だって。




なんで?



どうして?




私たちは「社会」という道具を発明するほど頭がいいのに




「社会」という道具に使われてるの?





命を捨てるくらいなら、社会のほうが要らないでしょ?




人の「命」を護るための発明品なんだから。





捨てられないなら、変えるしかない。





こういう痛ましい事件が起こってしまうと、いつも想う。




自然から生まれた私たち人間が創った「社会」は
自然の劣化コピーだなって。





自然ほど
「完成された社会」って無いと想う。




全ての動物が、植物が
あるがままに振る舞って、
「一つの命」という共通財産を分け合っている。




時には他の動物に食べられてしまうけど、その命はその動物の心臓を動かす。




時には枯れて落ちてしまうけど
その命は土に、引き継がれる。



その土は新しい命を芽吹かせる。




全ての自然の生き物は、地球に還り、地球から生まれる。





自然は完璧なサイクルで循環してる。






人が創造した
未完成の自然



名前は「社会」



循環するのは
「お金」という新しい価値の「命」




「引き継ぐ」ではなく

「交換する」という意味をつけられた、繊維。




それは便利な道具だけど




食べた人の心臓を動かす力は無い。




例え地面に落としても、それは何の芽にもならない。




何一つとして引き継がれない。




その発明品は、社会の部品。



人という「命」を護る道具の、道具。



決して、命よりも優先されてはいけないんだよ。





今この文章を読むために触っている指を少し休めて



その両手を空にかざしてみてほしい。







その手は昔、空を飛ぶ翼だったのかも。



その足は昔、土へと深く繋がる根っこだったのかも。



その目は昔、地球が生まれる瞬間を見ていたのかも。



その耳は昔、海が生まれる瞬間の、最初の一滴の雨の音を覚えているのかも。






何億年か前の地球が、あなたになるまでの「命の歴史」がその体には刻まれている。




全ての生き物は


「地球という命」


の最先端。




あなたは、ただ無条件で存在してるだけで尊い


その命を今日まで引き継いで、ここに生きてるってだけでものすごい偉業。





その命を持つ
全ての人は、自然は、平等で当たり前。




その命は、なによりも重くて当たり前。




私たちの命は、私たちが思ってるよりも大切なんだよ。








最近
痛ましい事件の裁判のニュースを見た時に



「社会に必要のない命」


というワードが出てきた。



その瞬間、脊髄反射的にゾワ~ッと鳥肌が立って。


「逆でしょ!!」


体の内側からそんな想いが爆発的に出てきた。





そして


私に出来ることを、少しずつ、一つずつやっていこうと思った。



それは、大河の水を柄杓ですくうような事なのかもしれないけど。



目の前にいる人が


「夢を見つけられるように」


「自分の意志で前に進めるように」



応援する。



応援したい。




私はこれがやりたい。





その人の輪っかが繋がって大きくなれば
一人一人が幸せになると信じてるから。




そんな世界が広がってほしいと願っているから。