花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

画面を通して。

最近すごいなぁ、と思うこと。




コロナちゃんのおかげで
人に直接会ってお話する機会が減ってしまった・・・。





「オンラインで話そう」




「電話で話そう」




ってなってる。







私は、オンラインの画面越しにお話するのがすごく苦手だという事に気が付いた。





人と会ってお話する時って、言葉以外のコミュニケーションもしてるんだなって。





体が無意識で発するサインも、ちゃんと受け取って会話をしてるんだなって。






画面越しでお話すると、その肌感覚で伝わってくるものが受け取れない。






だから、頭をフル回転して画像から情報を受け取ろうとして
すごく疲れる。








「オンラインの方が気楽でいいよ~」






という友達もいて、きっとオンライン適性ってあるんだなと思った。





そして
人に会って肌感覚でコミュニケーションするのが得意な人って、今しんどいよね~って思う。









と同時に、「映画」ってすごいって気が付いた。






あれもパソコンやスマートフォンの画面と一緒で
同じように情報が限定してる中で創ってる。 






でも、伝わってくるの。





その中の俳優さんの感情とか、雰囲気とか、作品を通して伝えたいメッセージとか。






言葉ではなく肌感覚で。






そこに居る俳優さんを感じるのが好きで、演劇を生で観ることが多くて
あまり映画を観る事はないけど







最近、オンラインの画面を通しての会話の難易度にびっくりして
その感覚で映画を観て、感動して、さらにびっくりして。






俳優さん達やスタッフさんが顔を合わせられない今は、作品は創れないと思います。





でも、コロナが収まったら創ってほしいです。




コロナちゃんのおかげで
最近人気のステイホームをしていたら、新しい趣味を見つけたのでした。

モヤモヤ~ってするときに。

人はストレスに直面すると


「逃げる」


「戦う」



のどちらかを選ぶと良く聞きます。




もう一つ
どちらも選ばない、という選択もあります。





私はストレスが来たら、いったん受け入れて、それを自由にするのが好きです。






だまされた~と思って一度やってみて!




まず頭の中や、胸の辺りにモヤモヤ君がいるとします。


だいたい
怒ってると、頭の中に。
怖がってたり、悲しいと胸の辺りにモヤモヤっとした感じでいることが多いです。


そのモヤモヤ君の色は何色ですか?




直観で色を付けてみて。






モヤモヤをイメージできたら



目を閉じて、息を大きく吸い込みます。




すると胸や頭の辺りにいたモヤモヤ君が、全身に広がります。




頭の先から、つま先まで
吸う息と一緒に全身に薄く広げる感じで、受け入れてあげます。




そして広がるのと一緒に、色も伸びて薄くなっていきます。




まるで風船を膨らますときのように。








十分に息を吸って、全身に行き渡ったら



吐く息と一緒に、全身に広がったモヤモヤ君を口から解放してあげます。





でもまだモヤモヤ君を感じる?





じゃあもう一度




吸う息で、全身に広げて





吐く息で、体の中から出してあげる。





これをモヤモヤ君がすっきりするまで、体が透明になるまで繰り返してみます。







そうそう


吐く息のタイミングの時に


「もう少し、体の中に居たい」

「まだ出たくない」



という感覚が広がったら




少し吐くのを待ってあげるか



数回に分けて、外に出してあげましょう。











ストレスの感情の中身って
「怒り」や「恐れ」の事が多くて






それは、あなたが
「こんな事、受け入れられないよ!」と思うと



「怒り」君に変身し





「どうしよう、私の事、受け入れてもらえないかも」
とあなたが思えば




「恐れ」君に





「受け入れてほしかった、分かってほしかった」


だと
「悲しい」君に変身します。





そしてそんな感情たちが
ゴチャゴチャ~と混ざると



「モヤモヤ君」になります。





そのモヤモヤ君は、元をたどるとあなたの一部なんです。






それに対して
「戦う」あるいは「逃げる」


という選択はあんまり良くない気がするんです。






「受け入れたくない!」


「受け入れてほしい!」



と叫ぶ自分を





「負けないぞ!」
とか
「こっち来ないで!」



とか言って、同じ感情をぶつけて拒絶することだから。






これが小さな子供だったら


さらに手に負えなくなりますよね。






そして、それはきっと自分自身に対してもおんなじ。






その


モヤモヤ君
(なにかに抵抗する自分自身)




を受け入れて、自由にしてあげるんです。







受け入れてもらえると



「怒り」「恐れ」「悲しみ」



として感情表現をする必要がなくなるので、心が落ち着きます。






「瞑想」とか
「マインドフルネス」とか




学んだことがないので、良く分からないのですが




きっと同じ事をしようとしているんじゃないかなぁ、と思います。








だまされた~と思ってやってみて!




本当にだまされた~と思ったらごめんなさい!!




なにしろ
私しかやったことがないので(笑)





でも、慣れてくると
ストレスが来た瞬間に、体が勝手に深呼吸を始めますよ(^_^)





みんなが
今夜よく眠れますように(´▽`)ノ

ジュース

私がまだ街で働いていたとき



とても暑い日だったので自販機でジュースを買おうと思って。


そしたら外国人のおじいちゃんが自販機の前で呆然としてた。


私は日本語以外は話せないから、日本語で
「どうしたの?」と話しかけてみた。


振り向いた彼は、手を差し伸べてきた。



手の中には、大量の小銭。



あーそっか、どれが何円玉か分からないんだ。



私は、自販機の商品を一つ一つ指さしながら
「どれが買いたいの?」と聞いてみた。


そしたらあるジュースを指さした。


「じゃあ、貸して」と私は彼の小銭をいったん受け取ってジュースを買ってあげた。



彼は
「アリガト、アリガト!」
と言って、私に渡した小銭をそのままに去ろうとした。



「待って待って、忘れてるよ!」というと彼は




「ギフト!」




と満面の笑みと、大きな声で一言。



その後に続く言葉は良く分からなかったけど



想いは伝わってきた。



「ギフトだよ!それで、君のジュースを買いなさい」



って。



思わず手を合わせて
笑顔で「ありがとう!」と私が言うと



彼も手を合わせながら
笑顔で「アリガト!」と





彼に頂いたジュースはとびっきり美味しかった!!



味だけじゃない、心まで満たされた。





言葉は分からないけど
お互いの想いで笑顔になった、とてもとても良い思い出です。



今日、日なたぼっこをしていたら
その出来事を思い出して
一人で笑顔になっていました。




「ありがとう」というと
「ありがとう」という言葉が返ってくる。


これ以上の人間関係なんてないよね、と思う今日この頃なのでした。




そしてその自販機のあった場所は観光名所で


今はコロナで閉まっているんです。



早く開くといいなぁ。



おじいちゃん、また来るといいなぁと思います。

なにかを許せない人へ。

最近私の周りに、正義の味方が多くなってきた気がします。



「○○はだめ!」


「みんなガマンしてるからこれはだめ!」


「○○が不謹慎!」


「○○が~・・・」





うーん・・・



私は、この正義の味方が一番しんどそうだなぁと感じる事が多いです。




きっとこの人は
コロナが流行る前から
ずっと自分を厳しく律して生きてきた人なんだと思います。



「ちょっとしんどいなぁ」

「でも頑張らないと」



なんて自分に言い聞かせながら。




そしてやって来た
「みんなへの優しさ」
という考え方を押し付けるような嵐。




「私が動くとみんなに迷惑がかかる」




優しさや思いやりを利用したり、強要するような
「自粛」という
あんまり心地の良くない言葉も大流行。






今までずっと律してきた人にさらに
「ガマンしなさい」と。








なにかを許せない人へ。



きっとあなたは、とても真面目で我慢強い人。



「自分に出来る事なら」

「自分で防げる事なら」



と、自分よりも人の事を先に考える優しい人。




大丈夫だよ、あなたが厳しくみんなに指摘しなくたって



みんな、ちゃんと考えてる。


みんなも、あなたと同じように生きてきたんだから。





育った環境も、周りの人たちも違うから


考え方だって違うけどね。





「自分の考えと、人との考え方のズレを許せない」



それはあなたの心が悲鳴をあげてる証拠だよ。







少しの間目を閉じて



思い出してみて。






最近、お腹を抱えて笑ったのはいつ?





もし涙ぐむほど笑う場所があるなら、それはどこ?





すぐに笑顔が思い浮かぶ人は誰?






それがきっと、今のあなたに必要な場所。




あなたが「笑顔が見たい」と想う人の所へ行ってあげて。



あなた自身のために。







なにかを許せない人へ。




あなた自身を許してあげて。




正義の味方なんてしんどい役目、あなたがやらなくたっていいんです。




みんな、自分にとって「正しい」と想っている信念の元に生きているんから。





それと・・・


あなた本来の
優しい気持ちにまで蓋をする必要ないです。





優しい気持ちを持ったままで、あなたがみんなのために出来る事は、なに?




それはきっと
「正義の味方」じゃなくて





あなたにしかできない事だから。







私は


お殿様が下々の人たちに言う

「○○様の御前である。ひかえよ~頭が高い!」
みたいな



「自粛」



という言葉よりも





「自分自身を丁重にもてなして」



「あなたは、あなたが思っているよりも大切な存在なの。
もっと自分を大切にして」



という意味の




「自重」




という言葉のほうが好きです(^_^)

すき間

人はすき間がとても苦手。





会話の間にすき間があると、言葉で埋めたがったり。



用事と用事の間にすき間があると、なにかしようとしたり。




「せっかく一緒にいるんだから、おしゃべりを楽しまないと!」


「たくさんやる事あるんだから、こんなことしてる場合じゃない!」



なんて



すき間を埋めちゃいがち。






私もちょっと最近、そんな自分を急かすような感覚がありました。





とはいってもやる事自体が少ない私の日常。






今日も一緒に暮らすおばあちゃんと、日課日なたぼっこをしていました。



今日はいつもと違って晴れたり曇ったり。



私たちのがお家にいると晴れて、出ると曇って・・・



「もう!さっきまで晴れてたのに~」



なんてモヤモヤしてました。







するとおばあちゃんは



「今日のお日様は恥ずかしがり屋さんなんだよ。」



と一言。






この人がいつまでも美人な秘訣が少し分かったような気がしました。





おばあちゃんは、すき間が空いた時に埋めようとしないんです。




「なんにもないなら、なんにもないままでいいじゃない」




とそのまんま受け入れる、そしてそのまんま過ごすんです。





いつでも自然体


だから心が歳を取らない。




いつまでも、いつでも美人。





「勉強になります、師匠!」なんて心の中で言ってました(笑)





今日はそんな幸せなすき間の時間を過ごしました。










その後


「でも、このままだと日光浴じゃなくて日陰干しだわね。」


とお家に戻りました(^_^)

自然の流れ

暖かくなりましたね。



桜に水仙オオイヌノフグリ、それから・・・



庭先の花や、山の中にもたくさんの命が芽吹きはじめました。


毎日同じ庭を見ているはずなのに
毎日初対面の命に出会います。






もちろん、去年の春はそこにいた命が見つからない事も。



それはきっと今日出会った命の礎になったの。


それがきっと自然の流れなのだと思う。







人はどうなのかな。






先日、私の大好きは芸能の方が亡くなった。



一つの芸で生きる、本当に芸能の方だった。



彼の芸事が見れないのはさみしい。







けれど
命の循環に、有名も無名もない。






人も花も命の限り咲き



尽きれば土に還る。






その原因が流行り病だったとしても。







悪し様に言われる事が多い流行り病だけど




その中で毎日2000人以上の命がこの世に生まれている。







来年の春に、いつもと同じところに咲いているのかは
私にも、あなたにも、花にさえも分からない。





もしかしたらあなたの居る場所に、新しい命が生まれているかもしれない。






こうして言葉を綴っている今、庭の桜にミツバチが飛んできた。



1年ぶりに聞く、羽の音。



今咲いている桜に、恵みをもらいにやってきた。








命は巡る。







今なにを想い生きるのか、それが大切なのかなと思う今日この頃なのでした。

春とかぜ

今、世界中で風邪が流行ってる。


WHOという世界の保健室みたいな所は
「学級閉鎖だよ~」って発表したみたい。



そんな中、今日もいい天気



冷たい風と、暖かい陽射しが一緒にいるような




冬と春のあいだのような、ポカポカの陽気。





なにかが地球の上でおこった時も、なんにもおこってない時も




きっとこの季節は、こんなポカポカの陽気を届けていてくれているはず。





自然は、私たちの上にも下にもいる。





大地は恵みを余すことなく分けてくれるし


太陽はあらん限りの暖かさを届けてくれる。





人がなにをしようと、人同士がなにをしようと


毎日変わらず、暖かく。






近所では、梅が笑きはじめました。





「大人数の所には行かないで~」
と保健室の先生は言ってるけど・・・





一人でお花見なら良いよね!



マスクだって消毒液だっていらないもん。







毎日
こわい風邪の話ばかりを聞きます。




でも外は
暖かい風が吹いて、芽吹きはじめています。






気が滅入ってしまいそうなら、お散歩に行きませんか?







今年は、少し贅沢なお花見ができそうですよ(^_^)