花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

私と人

私、生まれる種族を間違えた?と思うときがあります。
どーしても人に合ってないよね?って。




私は、今ここ、この瞬間にあるものを感じるのが得意技。
その時、その場所にあるもの、そこにある幸せ、空気。


それを感じるのはとても得意。




逆に人との関わりはすごく苦手。
というかすごくヘタっぴ。


とても大きなスピーカーを目の前に置かれて、
大音量の音割れしたハードロックを聞かされてるみたい。


「音大きすぎ!」「雑すぎ!もっと静かにしてー!」って。
たまに頭が痛くなって寝込んじゃう時もあります。


外に出て、人に会うと、爆音で情報がなだれのようにやってくるから
引きこもって休む時もあります。




それでも私は人が好きです。



それは人の本質や本音は音割れした音楽やノイズじゃないって分かるから。



曲が終わると、次の曲を演奏する間の空白のように
会話と会話の間には少し静かな瞬間がある。


その人のハードロックな鎧が脱げる瞬間。
そのすき間に意識を滑り込ませるの。


その時そこにある、静けさの声を聞く事、感じる事は私の得意技。


そこには、その人の本音や本質がある。


例えば、マシンガンの様に話す人は
「かまって」「遊んで」「さみしいよ」
とか。


その人の本音がそこにはあると思ってるの。というか、感じるの。

言葉ではない声がありありと伝わってくる。



どう在る事がその人にとって自然なのか、何となく分かる。



その感じたものを元にお話ししたり、聞いたりするのがとても楽しいの。

人の数だけ内側に心の世界がある、としみじみと感じるの。

その世界観の交流が面白いの。



色んなものを感じる分、すぐダウンしちゃったり
人の痛みを本人より引きずっちゃったりするけれど。

やっぱり私は人で良かったなぁと思う。



とてもキャパシティが小さくて、一人で世界を感じて幸せになれちゃう変わった人だけど、

私は私で良かったなぁと思う。

そんな、今日この頃なのでした。