花チャンネル

日々、私の中から生まれる詩、言葉を綴っています。

私という殻

私という殻が薄くなっている時。
その時は、私を包む世界が私の中に入ってくる。
人の想い、世界の気持ち、モノの声。
それはとても素敵なこと。
私という存在が世界に溶けていく感じ。

私という殻が厚くなっている時
それは私という存在を大切にする時
その時は、私は世界と隔絶される。
心の想い、身体の気持ち、自然の声。
その空間に静かに耳を澄ます。
ノイズが混ざらない、澄み切った感覚。
それはとても大切な事。
私が私としてこの世界に立つために。

この二つのバランスが私を創っている。
どちらも大切な時間
内側の世界と外側の世界を別ける壁。
それが「私」という殻。