空と大地の間で。

私の下を、人が水が大地が流れていく。
私は彼らをずっと見守ってきた。
たまに私の上を、鳥や人が通っていく。
私の中を流れていく。

夏になると、とてもまぶしい光が彼らに降り注ぐ。
私は彼らの上に覆いかぶさり、守ってあげる。
たまにとても熱くて、泣いてしまう。
そうして彼らの上に降り注ぐ私の涙が、地を流れ、川になり、人が、鳥が、大地が、実っていく。

そうして私は生きてきた。
これからも私は生きていく。

私は白い、私は青い、私は透明な涙、そして白いわた。
私は多く、大きく、小さく、たまに居ないし、私しか居ない時もある。

私は人を鳥を大地を愛している。
私はこれからも、空と大地の間で、あなた達を見守っている。

夕焼けの光が澄んでいる、とても良い季節になりましたね。
私はこの季節の空が大好きです。

夕焼けに浮かぶ雲を見てたら、ふっと浮かんできた詩です。

良く冷えるので、お身体には気をつけてくださいね。

花ちゃん。